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レロンソン 先日ベトナムの正式な人口統計が発表されたわけですが(ベトナム国勢調査速報値 2009年4月1日時点)、人口は8,579万人で平均年齢は26歳。これは大きなベトナムの財産であります。ただ一方で若い人が多いにもかかわらず、職が少なく、そして教育機関も少ないというのが問題となっています。至急、ベトナム国内の教育を整備し、そして労働人口に対しての職を増やさなければ社会問題になります。これらの問題を解決するために、ベトナム国内の教育と日本での就業は不可欠だと考えています。今がそのタイミングではないでしょうか。 弊社では、吉田様のご助力により、ホーチミン市に、優秀なベトナム人財のための総合教育機関、「KAIZEN YOSHIDA SCHOOL」を設立することができました。 |
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吉田様 私は、国と国、企業と企業を結びつけるのは「言葉」だと思っています。ところが、日本人がベトナム語を学ぶというのは非常に難しい。一方、ベトナム人が日本語を学ぶことは、日本人がベトナム語を学ぶよりも易しいと聞きました。であれば、ベトナムの優秀な人に日本語を学んでいただき、日本に来て日本の技術を習得してベトナムに持って帰ってもらうために、日本語を習得できる学校をベトナムにつくるのがいいと思ったわけです。昨年(2008年)の1月にベトナムのことを考え始め、4月にリタイアして、6月にベトナムに行きました。そのときには既に御社内で優秀なベトナム人財のための総合教育機関のデッサンができていました。じゃあそれをやろうじゃないかと。私は日本にお世話になったわけですから、これは日本に返すものとして最もいい仕事の一つになる。そうして、奨学制度を発案して、御社のアイディアに乗っかり「KAIZEN YOSHIDA SCHOOL」として動き始めました。ですから、驚異的なスピードであるわけです。発案して学校開設までにわずか6ヶ月程。日本における私の友人達も皆、あまりの早さにびっくりしていました。しかも、見事なくらいスムーズに動き始めました。 |
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レロンソン そして同時に1年間に101人の優秀な高度技術者を送り出そうという「101プロジェクト」が動き始めました。吉田様は、本当に日越を様々な方向からお考えになり、積極的に動いていらっしゃいますね。
吉田様 日本とベトナムは、政府レベルでの国家機関がまだ整っていないため、この部分の整備が第一に求められています。ものづくりの分野だけでなく、包括的に日越が協力しあうフィールドを広げるため、同時並行的に「日本ベトナム経済フォーラム」というものを立ち上げました。日本とベトナムの経済人による本音ベースの会議、例えば、日本からベトナムに出ている日本の経営者のベトナムにおける活動がどういった点で問題点があるのか、ベトナムの経済人が日本から技術を移転しようとしたときにいったいどんな問題点があるのか、そういったものを率直に語り合う日越の経済人会議を創ったわけです。もう1つは人材交流です。これは日本の中堅企業で後継者問題に悩んでいるところに、優秀なベトナムの人に来てもらい、ベトナムでも事業化していただく。これにより、日本の技術が磨耗することなくベトナムに生き残っていきます。 さらに日本には、ベトナムから2,800名の留学生がいる。その留学生は、国費で来ている人も私費で来ている人もいますが、日本は物価が高いので、決して生活は楽ではありません。その人達の生活をサポートするために、例えば、留学生に翻訳業務のアルバイトを提供します。ベトナムには、日本の技術書はまだ無く、ロシアや中国のものが多いと聞きます。日本から技術を移転しようと思えば、日本の技術書をしっかりと勉強しなければいけません。それをベトナム人留学生に翻訳してもらって、ベトナムの中で勉強してもらおうじゃないかと。いわば教育インフラづくりです。これを支援するための国家ベースの機関をきっちり整備しなければいけません。「日本ベトナム経済フォーラム」は、情報を集約することによって、より広範な両国の橋渡しをしていきます。 |
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